100人に1人がなるといわれていますが、内10人に1人が自死されるといわれています。
10代から20代に発症することが多いとされていますが、30,40代になり躁うつ病であることが分かるケースも多くあります。
遺伝的要因が高いとされており、血縁者に精神病を患われている方がいたり、自死されている方がいるケースが多くあります。
躁うつ病では、高揚した気分とうつが繰り返し現れます。
数年おきで入れ替わったり、頻繁に変化するラピットサイクル型のものもあります。
1型と2型があり1型は主に躁状態が逸脱するほど強く出る事が多く、診断の基準としては、躁状態で入院歴があると1型と診断されることが多いです。
2型は、躁状態で気分の高揚はあるものの逸脱するところまではいきません。
主にうつ症状が主な病状となります。
過去うつ病と診断されていて、経年する中躁うつ病に病名が変わることも多いです。
うつ病から躁うつ病に変化する場合、注意しなければならないのが、うつ病の薬の副作用から躁状態が表出している場合です。
うつ病の薬は副作用も強くあり、このため躁状態のような症状が出る場合もあり、注意して判断することが大切です。
世界で偉業を成し得た人や芸術家、作家、音楽家、政治家、芸能人などにこの病気の方が多いです。
障害年金基準で行くと2級となる事例が多いです。
〇躁状態の特徴として
冷汗、めまい
気分の高揚
気分が極端に高揚する、怒りっぽい
自尊心の肥大
自分に特別の能力があると思う
睡眠欲求の減少
寝なくても平気である
多弁
良くしゃべる 早口
観念拡大
アイデアが次々に湧きおこる
注意散漫
気が散りやすく、集中力に欠ける
活動の増加、焦躁
仕事や勉強や人づきあいなどの活動が増加する。じっとしていられない
快楽的活動への熱中
買い漁り
性的快楽の追求
意味のない投資等が増加する
鬱状態はうつ病と同症状となりますので「うつ病」欄を参照ください。
〇躁うつ病の治療法
現代医学では完治出来ない病気とされており、寛解といい薬物療法を継続しつつ社会復帰を実現していくことが目標となっています。
薬物療法のリチウム元素(リーマス)の服用が一般的です。
主に気分を安定させ、躁状態を抑制することが分かっています。
副作用として体や手足の震え、のどの渇き、多飲、多尿、体重増加、胃腸障害、甲状腺機能低下、軽度の認知障害があります。
これからの躁うつ病の回復には、心理療法と古来より伝わる伝統養生法を組み合わせ、ご自身が持つ自然治癒力を高める根治療法がとても大切です。
呼吸法や医療気功、坐禅と言った古来より伝わる養生法で、脳細胞を蘇生し脳機能障害と体のアンバランスを改善することで躁うつ病の回復が強く期待できます。
また、躁うつ病を発症するにいたったストレスや、心の問題を心理療法であるカウンセリングにて改善していくこともとても大切です。
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最終更新日 2012.02.04 20:18:26
うつ病 | [ 病気を治す考え方|怒り ] |
「病は気から」と言われると、そんなに簡単な事ならだれでも言える、とお考えの方もられることと思いますが、病気の回復には重要な考え方であると思います。
「気」というのはこの宇宙に充満しているエネルギーのことです。
火力発電や原子力発電にてタービン発電機を回すことで、このエネルギーを「電、気」として取り出し有効活用しています。
近年ではソーラーパネルから太陽の気を電気として取り入れる事も出来るようになってきました。
しかし現代科学ではこの電気を利用していても、なぜエネルギーとして存在しているのかはよく分かっていないのが現実かと思います。
体にこの気というエネルギーを入れると「元気」になります。
足りなくなると「弱気」や「病気」になります。
この「気」が集まると生命が宿り、「氣」が無くなると死にます。
この「気」というエネルギーが体内で不足したりマイナスの気が停滞している状態を「病気」や「陰気」といい、この「病気」を追いだし「正気」を取り入れる事で病気は回復に向かいます。
肺水腫を管理する方法
つまり「病は気から」ということになると思います。
この「気」は自分の思ったように動くという性質をもっていますので、気を強く持って病気を絶対治すんだと思う「気持」、つまり「気」を「持つ」ことが病気の回復にはとても大切ではないでしょうか。
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最終更新日 2012.02.03 07:32:12
怒りは「瞋恚、しんに」ともいい、病気に深く結びついた感情と言えると思います。
イライラしたり怒りの感情が強く長期に渡って持続すると必ずと言っていいほど、こころの病気や身体的な病気になります。
また、怒りは今まで積んできた徳を一気に焼き尽くすともいわれており、一瞬でその方の人格や信用を失ってしまいます。
日頃患者さんと接する中、怒りの感情がこころの病気や身体的病気の根本原因である方も多くおられ、医療気功や中国鍼灸という治療法にて大脳辺縁系を主に治療することで回復されています。
しかし、心の病気や身体的病気を回復することは出来ても、怒りの感情を生むに至る元の考え方も同時に治療していくことが大切かと思います。
病理学的には完治と言われる状態には回復しても、再発したり今度は違った病名の病気になる可能性が高いのではないでしょうか。
水道の元栓を閉めないと又水漏れしてくるのと同じ原理だと思います。
イライラしない、怒らない考え方や生き方を心理療法としてカウンセリングをしていくことで回復していくことも多くあります。
イライラしない、怒らない生き方としては、ありのままの自分で素直に生き、人と比べず足るを知る事がいいように思います。
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最終更新日 2011.07.19 20:37:32
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